2017-05-17 第193回国会 衆議院 国土交通委員会 第16号
クルーズ船によって、青潮の原因である港湾の貧酸素水塊の容積を広げるという懸念もありまして、港の許容量を超えない船舶の航行にとどめるようにという漁業関係者の方の声もいただいております。 クルーズ船が持つ大気汚染や海洋汚染などマイナス面の対策について、本法案では盛り込まれていないと思いますけれども、政府としてどのように対応していくのか、お示しをいただきたいと思います。
クルーズ船によって、青潮の原因である港湾の貧酸素水塊の容積を広げるという懸念もありまして、港の許容量を超えない船舶の航行にとどめるようにという漁業関係者の方の声もいただいております。 クルーズ船が持つ大気汚染や海洋汚染などマイナス面の対策について、本法案では盛り込まれていないと思いますけれども、政府としてどのように対応していくのか、お示しをいただきたいと思います。
次に、海砂を掘った後の穴がそのままにされていて、貧酸素水塊あるいは青潮、こういう原因になっているわけです。それを埋め戻すことも想定していると思うんですけれども、先ほど国交省からは、しゅんせつ土砂で埋め戻すという説明もありました。
まさにレジャーもその一つでありまして、あらゆるそういう環境から考えますと、この海は将来とも永遠に美しい海でなくてはいけない、このようなことを私は思っておりますが、ここで、残念ながら、平成二十一年の油、また廃棄物、さらに有害液体物質、またさらには赤潮、青潮等の海洋汚染の発生状況は五百十四件あったと言われて、確認されているだけで五百十四件ということであります。
その内訳を申し上げますと、油の排出によるものが三百六十九件、廃棄物によるものが百四件、有害液体物質の排出によるものが三件、赤潮、青潮によるものが十四件、その他が二十四件となっております。 そして、この油の排出による汚染三百六十九件の中で排出源が判明したものが二百八十二件、そのうち船舶によるものは二百四十二件で八六%を占めております。
赤潮とか青潮が出て、おお、全体が富栄養化しているんだとわかる状況でございますので、地域の流域の公共団体や住民の方々にとってわかりやすいような、高度処理の水質改善効果を定量化して示すとか、そういうような努力を我々はしていく必要があると考えております。
それから、事業を実施するに当たりましても、環境のことを十分に考えるということで、例えば東京湾の場合でも、かつての海底の砂利の採掘が青潮の発生原因になっているというふうなことも指摘をされているところでありますので、今後開発事業を進めるに当たっては、やはり環境との調和ということを十分に念頭に置くべきであるというふうに思います。
そこで、周辺地域からの汚濁負荷の流入というものが依然として続いておりますし、それから塩水と淡水の境界層の上昇などによりまして、富栄養化の進行というものは、いわゆる目で見たときに非常にアオコが発生をするというようなことや青潮の発生など、水産、観光両面から見ても大変な影響を与えておる。そういうことでございますから、対応策として直轄河川の浄化事業や下水道整備などが進められておるところでございます。
まず、北海道開発庁にお聞きするわけですけれども、網走川の網走湖でございますが、網走湖の環境基準及び水質の現状がどうなっているのか、そしてまたアオコとか青潮の発生状況、そしてヘドロの堆積状況について説明いただきたいと思います。そして、そのような現状を現在どのようにお考えになっているのか、それをお伺いしたいと思います。
青潮については、無酸素状況となっております塩水層が風によって巻き上げられまして、表層が酸欠層になりまして魚類などがへい死し、発生するものでございます。昭和六十二年に初めて発生して以来、ほぼ二年に一度の割合で発生をしている状況でございまして、本年五月にも発生をいたしております。
第一点が、三番瀬に依存する主要な生物の生活史を通じた生息状況の把握、二番目が、鳥類の生息地及びその周辺の利用状況の調査、三番目が、水質浄化機能を把握するための物質循環モデル等の基礎調査、四番目が、夏場に周辺海域で出現する青潮の調査、それから五番目が、以上の四点を踏まえた上で、事業実施に伴い、水質や浅海域の機能の変化を定量的に予測、評価をする、こういう五つの項目について調査が実施をされております。
青潮が発生して生物が死滅する危険がある。干潟、浅瀬が持つ水質浄化機能が失われ、東京湾の水質悪化、富栄養化が進むなどなど指摘をしておるわけでございまして、極めて深刻な事態が生ずるというふうに報告をしています。 そこで、三番瀬の保全につきましては去る三月二十五日に港湾審議会において環境庁は御意見を述べられたと聞いておりますけれども、どういう内容についてお述べになったのか、簡潔に伺いたいと思います。
東京湾の汚染ですが、特に窒素と燐による富栄養化が進みまして、結果、植物プランクトンの異常増殖による青潮、赤潮が定期的に発生、魚介類に壊滅的な打撃を与えています。そして、死滅し たプランクトンが海底に堆積をすると、やがて酸素のない嫌気的状態に至り、死の海に至るわけであります。東京湾は、まさにそうした水質汚染が加速度的に進行しているというふうに言われています。
そのために富栄養化が進む、あるいは赤潮、青潮というような現象が起こるというようなことであります。それで、今おっしゃるように、四十年代が汚染のピークであったというふうに言われておりますけれども、その後、汚染については必ずしも改善はされていない、横ばいだということですね。ですから、決して気の許せる状況ではないわけであります。
それから、東京湾の汚れの場合、今実をいいますと非常に問題になっておりますのは、工業排水より家庭雑排水でありまして、家庭雑排水のために赤潮、青潮という現象が起こってくる。
東京湾については、私考えますに、今から二十年くらい前委員からの御指摘がありまして、私も選挙区がべたっと東京湾に面しておるものですから、あそこのフェリーボートヘ乗ったり釣り船で出たりして見てまいりまして非常に汚れた時期があって、それから随分改善はされてまいりましたけれども、依然として赤潮や青潮が発生する水質保全上の問題を、今何かちょっと素人目に見ますと横ばいみたいな状態で抱えているような気がいたします
東京湾も海が大変汚れている態、それから青潮、赤潮、いろいろなものが発生して、東京湾漁業というものに大きな打撃を与えている。この点も含めて、今東京湾は大変大きな問題でありますし、この東京湾を粗末にしますと、首都圏全体の環境が大きく破壊される。
○愛知国務大臣 東京湾地域につきましては、御指摘のとおり依然として赤潮、青潮が発生するなど水質保全上の問題を抱えている上に、各種プロジェクトによる開発構想が実施されておりまして、こうした中で東京湾地域の環境を守るためには、東京湾を含む首都圏の広域環境管理の考え方に立って適正に環境を保全していくことが重要であると私どもも認識をいたしております。
しかし、残念ながら東京湾地域につきましては、依然として赤潮とか青潮が発生するなど水質保全上の課題を抱えている上に、各種プロジェクトによる開発が構想、実施されております。今先生御指摘のとおりでございます。このような中で東京湾地域の環境を守るためには、東京湾を含む首都圏の広域環境管理の考え方に立って適正に環境を保全していくことが重要であると思います。
○武智政府委員 先生からお話がございましたとおり、環境庁におきましては、六十二年度から五カ年計画で青潮の発生機構について、現在調査を進めております。したがいまして、現在も継続中ではございますけれども、今までわかったことにつきまして要点だけ申し上げさせていただきたいと思います。
そこで、これは何とかしなければならぬのですが、時間がありませんから具体的な問題へ入りますが、青潮対策、後で申し上げますが、特に東京湾の漁業との関連において、青潮の発生によってアサリが全滅する。アサリというのは、東京、神奈川、千葉にとって、たんぱく源として欠けてならない重要な漁業の一つなので特に問題があると思いますし、また青潮によってあらゆる生物が死んでしまう、こういう状態であります。
それから、運輸省にまたお伺いしますが、今東京湾は、正直申し上げて青潮、赤潮がしょっちゅう発生しているのですね。これからまた出るでしょう。その一つの原因は、前にしゅんせつをして土砂を掘った、海底を掘ったのです。その土砂を埋め立てに使ったのですね。その跡が残っているのです、穴ぼこに。月の表面みたいにもうあばたの状態です。そこにたまったいわゆる酸素のない海水が時折気象の関係で上に出てくる。
まず、農林水産省関係では、同和対策審議会答申に沿った農村の近代化と農業政策のあり方、土地改良事業第三次長期計画の達成見通し及び転作地等受益者負担の軽減措置、ビニールハウスの固定資産税、中央競馬会のファンサービスの改善と岡山市の場外馬券売り場建設問題、東京湾の青潮対策及び環境保全対策、日ソサケ・マス漁業交渉の経過及び国際漁業再編対策による救済措置、自主流通に係る価格形成の場の設定、ウルグアイ・ラウンド
○奥村説明員 青潮問題につきましては環境庁も非常に重大な関心を持っておるところでございまして、今水産庁から御答弁ありましたように、環境庁におきましても昭和六十二年度から調査を進めておるところでございます。
それが埋められるということになると、ある意味では青潮以上の被害をもたらす危険性があります。したがってこれについては、今からでも遅くありませんから、その対策をぜひ考えてもらいたい。まず土質の問題、それから海水の汚染についてどのような影響があるのか、そしてそれが漁業にどういう影響を与えるか。それからもう一つは、ここら辺のところは船舶の混雑の大変ひどいところなんです。
まず、水産庁にお伺いいたしますが、実は東京湾の船橋前面の海域で四年前青潮の発生がございまして、アサリがほとんど全滅する状態がございました。
そういう中で赤潮、青潮が発生しているのです。まさにこの東京湾の海というのは漁業の立場から見ると危機的状態にあります。 さらには船舶の航路にいたしましても、これはもう大変な過密の状態で、特にこのフェニックス計画のねらっておる地域、海浜と千葉寄りの方のその地域は特に船舶の航路が過密なところなんです。したがって、東京湾横断道も川崎の方はトンネルにした経過は御承知のとおりです。
しかし、既に現状はこの限界を超えておるわけでありまして、海水中の植物プランクトンの増殖による赤潮、青潮等がしばしば発生をしておるわけであります。そういう状態で既に湾の環境容量を現在超えておるというふうに言われておるわけであります。それらの現状認識はいかがですか。
その東京湾で、赤潮だけじゃなくて青潮と言って、酸素のない水が時々風に吹かれて上へ上がってきて、青潮となっていろいろな被害を与えるのだということなども聞きました。 それで、東京湾の生物というのはあの中でいろいろ動き回っている。すると海水が一体どう交換されるかということです。これは生物の分布、並びに酸素を消費して生物は生きているわけなんで、東京湾の生物環境に非常に大きな影響がある。
○上野委員 ないようなと言うけれども、現状についての、青潮はどういう形で発生するとかそういうことが当然調査の中に出てこなければおかしいと思うのですが、そういうことはないのですよね。そういう具体的なことは明らかにされていない。それでは、漁業調査をことしの三月末に完了するということになっていますが、これはいつ公式に発表されますか。
そういう計画は、当然東京湾の漁業の保護ということがかなり重要な課題になると思うんですけれども、赤潮はもちろんですが、たびたび私が指摘をいたしておりますように、青潮の発生が昨年はアサリを全滅させた、こういうことになっておりますが、その赤潮、青潮に対する対策、これもその計画の中に入ると考えていいかどうか、それが二つ目ですね。
○戸谷参考人 先生の方から青潮等の影響につきまして御指摘がございましたが、そのようなことも含めて、そのような発生がないような工法、施工方法等を十分御相談しながら選びたいと思っております。